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『モンテ・クリスト伯』通信

11月17日(日)

  おさらいデー。1幕7場と8場、1幕10場、そして1幕12場と13場をおさらい。

  1幕7場と8場はシャトー・ディフ。エドモンとファリア司祭の場面である。
  2人の出会いから、エドモンがシャトー・ディフを離れるまで。その時間経過と、その間の2人の関係の変化を、今まで以上に分かり易くすることに重点を置いてさらう。省略と飛躍が大胆なので、それを体現することが、なかなか難しい。

  1幕10場は海賊船の場面。
  ここも「作りっぱなし」感の強かった場面である。なので、まずアクションをおさらいし、次にステージングを整理し、更に芝居部分を掘り下げる。
  この船上にも新たな出会いがあり、その出会いが、エドモンの人生にも大きく影響を与えることになる。

  そして1幕の幕切れとなる12場と13場。
  あんなことがあって、こんなことになって、そして……である。

  まだ稽古は始まったばかり、だと思っていたが、稽古場で過ごすのも残り2週間である。
  最後の一週間は通し稽古とオーケストラとの稽古に費やされるので、逆算すると、芝居を固められるのは残り1週間、と言うことだ。
  と言う訳で、何はともあれ、明日は全場面を当たってみるつもり。
  稽古場のスケジュール・ボードには、明日のメニューは「あら通し?」と書かれているのだが、「荒くても通しができると良いなあ」とも読めるし、「あら?  通せるの?」とも読める。

  どっちだろう?

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