『エニシング・ゴーズ』通信
9月29日(日)
午前中は照明打ち合わせ。
『エニシング・ゴーズ』の照明デザイナーは高見和義さん。舞台監督の廣田さん、演出助手の末永さん、照明助手の島田さんに同席いただいて、幕開きからフィナーレまでの照明デザイン、転換やそれらに付随することに関して意見交換。
午後はバンド合わせ。
『エニシング・ゴーズ』のバンドは16人編成。トランペット×3、トロンボーン×3、リード×4、ギター、ベース、ピアノ、ドラム、パーカッションにヴァイオリンが入ったビッグ・バンドである。
指揮はお馴染みの塩田明弘さん。塩田さんの明るく華やかな棒さばきで、次々とミュージカル・ナンバーを合わせて行く。
今回は音楽監督の甲斐正人さんの考えで、比較的若いメンバーだけでバンドを編成している。そのためサウンドもエネルギッシュで頼もしい。半面、コール・ポーターの音楽世界を再現するのには、いささか苦労している様子ではあるが。
この若きメンバーたちが『エニシング・ゴーズ』の音楽観を自分たちのものにしてくれた暁には、今までとは一味違う瑞々しい『エニシング・ゴーズ』が生まれるだろう。
明日もバンド合わせ。バンド合わせを終えた後は、いよいよバンドで通し稽古である。
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