『エニシング・ゴーズ』通信
9月28日(土)
2回目の通し稽古。
昨日の通し稽古で見つかった課題に果敢に立ち向かった、と言う印象の、密度の濃い、アグレッシブな2回目の通し稽古であった。
その結果見事にクリアされた課題もあれば、残念な結果に終わった部分もあった。が、収穫はとても多かった。意味のある、有意義な2回目であった。
通し稽古終了後は、昨日同様に全体で駄目出し。
昨日よりは手際よく(当社比)駄目出しを済ませ、残りの時間で幾つかの部分を「抜いて」更に調整。
明日はいよいよオーケストラと合流である。昨日もちょっと触れたが、なので稽古ピアニストの皆さんは今日が最後のお仕事であった。
今回の『エニシング・ゴーズ』ほど稽古ピアニストさんが活躍した稽古場を私は知らない。『エニシング・ゴーズ』の譜面(ピアノ・スコア)が複雑で、書かれている音楽を再現したくてもピアニスト1人では弾き切れないのである。
それを熱意と創意工夫とで克服してくださった3人のピアニストさん、中條純子さん、宇賀神典子さん、國井雅美さんに、ここで改めて謝意を表したい。
と言うわけで、明日はオーケストラとキャストとの合わせ。オケ合わせである。稽古終了後、稽古場には楽器が運び込まれ、音響機材が次々とセッティングされた。
ところで、今までこのブログでは「オーケストラ」と記して来たのだが、実態としては「バンド」。それもゴージャスな「ビッグ・バンド」である。
なので明日は「バンド合わせ」。
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