『エニシング・ゴーズ』通信
9月15日(日)
午前中は新宿村スタジオへ。『クリエ・ミュージカル・コレクション』のための、アンサンブルさんたちのオーディション。
今日の東京地方、朝は大変な土砂降りであった。そんな中を参加してくださった皆さん、心より感謝しています。
そもそも、朝から「歌ったり」「踊ったり」と言うことが容易なことではない。もちろん理由があってそんな時間帯になっているのだが、にもかかわらず素晴らしいパフォーマンスを皆さん披露してくださって、そのことにも感謝しています。
オーディションを終えて『エニシング・ゴーズ』の稽古場へ。今日から2幕の立ち稽古。
まずは2幕冒頭にある「犯罪者のナンバーワン」をステージング。ネタバレを避けるためにどんな内容なのかには触れないでおくが、S.S.アメリカン号の乗客&乗員がビリー&ムーンフェイスを迎え入れながら歌うナンバーである。
ステージングをひと通り終えた後、それに続く2幕1場の芝居部分を作る。2幕1場はS.S.アメリカン号のナイトクラブ。ここには大ダンス・ナンバー「吹け、ガブリエル」があるのだが、今日はその入り口まで。
その後、2幕2場、そして2幕3場の冒頭を作る。
2幕2場は、S.S.アメリカン号の船底近くにある「営倉」。営倉とは、簡単に言えば「牢屋」のことであるが、誰が入れられているのかと言うと……。
それほど長くはない場面だが、ここにはミュージカル・ナンバーが2曲ある。
ひとつはムーンフェイスのナンバー「青い鳥のように」で、もうひとつはビリー&ホープの「朝までの恋」である。この2曲はダンス・ナンバーではなく、芝居の延長線上にあるソング・ナンバーなので、ステージングはない。
3場はリノとイヴリンの場面。きれいな月の出た深夜のデッキ(甲板)が舞台で、イヴリンが突然、思いもよらない告白を始める……。
明日はいよいよ「吹け、ガブリエル」の振り付け……なのだが、台風の様子はどうだろう?
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