『エニシング・ゴーズ』通信
8月28日(水)
歌稽古は順調に進んでいる。
今日の1番手は田代万里生さん。田代さんは、大学を出たばかりの株式ブローカー見習い、ビリー・クロッカーを演じる。
田代さんも、他のキャスト同様「『エニシング・ゴーズ』の楽曲は難しい」を連発していらした。絶対音感を持っている田代さんを持ってしても、である。コール・ポーターは「聞く」のと「歌う」のとでは大違いらしい。
それにしても、田代さんの素敵な歌声で「ユー・アー・ザ・トップ/You’re The Top」「愛さずにはいられない/Easy To Love」「なんてラブリー/It’s De-lovely」などのスタンダードを聞くことができる幸せ!
途中、歌稽古を中座して振付打ち合わせへ。今日打ち合わせたのは、佐々木有子さんと佐々木信彦さんが担当してくださるパートである。
『エニシング・ゴーズ』には4人の振付家が関わってくださっている。KAZUMI-BOYさん、大澄賢也さん(キャストも兼ねている)、そして佐々木有子さんと信彦さんである。
お2人は緻密に、そして論理的に、そのミュージカル・ナンバーの中で何が起こっているのか、何をどう見せるのか、についての建設的な提案をしてくださった。そして、その内の2曲に関しては振りが既に出来上がっている!
何とも頼もしい振付家チームである。
ところで、『エニシング・ゴーズ』のアフター・トークショーの開催が決定した。10月10日(木)と17日(木)の、それぞれ昼の部終演後である。詳細はこちらからどうぞ。
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