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『ALive Final』通信

7月27日(土)

  KAZUMI-BOYさんの振り固めデー。

   KAZUMI-BOYさんの稽古は厳しい。その厳しさが「鬼」の様であることは自他共に認める所である、という話には既に触れた。
  だが、 KAZUMI-BOYさんの稽古場は厳しいだけの稽古場ではない。踊り手への要求レベルは確かに高いが、厳しい要求を出す時には、「なぜそうする必要があるのか」「その結果、踊りがどう良くなるのか」など、踊り手のモチベーションを上げる一言が必ずついている。
  生み出すダンスが万人を魅了することは言うまでもないが、 KAZUMI-BOYさんの魅力は、厳しさと愛情が一体となっている稽古場での佇まいにあるのではないか、と思う。

  振り固めの後は歌稽古。振り付け、ステージングがひと通り終わったので、今日は動きながら歌をチェック。

  稽古後、『エニシング・ゴーズ』の舞台美術打ち合わせへ。

  『エニシング・ゴーズ』の美術デザイナーは松井るみさんである。松井さんのお名前も多くのチラシでお見掛けする。現在、最も多忙なデザイナーのひとりであろう。それだけ多くの演出家、プロデューサーに信頼されている、ということである。
  今日の打ち合わせには、照明の高見和義さん、舞台監督の廣田進さん、演出助手の末永陽一さんが集まった。豪華客船を作るぞ~!

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