『ALive Final』通信
7月26日(金)
稽古前に『モンテ・クリスト伯』の舞台美術打ち合わせ。
『モンテ・クリスト伯』の美術デザイナーは二村周作さんである。
二村さんとは『GOOD』『ハゲレット』などでご一緒した。昨年の『COOLの誕生』も二村さんである。二村さんは若手美術デザイナーのおひとり……と、ずっと思っていたのだが、もはや若手と呼ぶわけにはいかないだろう。今では日本の演劇界を支え、代表するデザイナーのおひとりである。
それも当然と言えば当然で、初めてご一緒した『GOOD』は既に9年前のことなのであった。
そして、偶然だが、『モンテ・クリスト伯』の公式ページが本日リニューアル。新ビジュアルはこちらからどうぞ。
打ち合わせを終えて『ALive Final』の稽古場へ。
今日は青木美保さん担当のナンバーをさらった後、無謀にも通し稽古。
未整理の部分が若干残っているにもかかわらず、である。それでも「通してみたい」と言う今の瀬奈さんの気持ちに勇気をもらい、通させていただいた。
結果として、今日通しておいてとても良かったと思う。予想していたような混乱やトチリはほとんど起こらず、途中で止まる様なことももちろんなかった。瀬奈さんをはじめ、キャストの皆さんのこの10日間の踏ん張りが、しっかりと形になっていた。
これは『ALive Ⅰ』とも『ALive Ⅱ』とも異なる、3つ目の、新しい『ALive』である。それは、今の「新しい」瀬奈さんの姿が全編に反映されているからだろうと思う。新しいが、どこをとっても実に瀬奈さんらしい。
今日の時点での上演時間は、途中のMCも含めて約1時間40分。これは、今後もう少し増減があるかもしれないが。
明日からは最後の追い込み。初日まで1週間を切った。
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