『王様と私』通信
6月22日(土)
ブログのネタをくださる奇特な方が現れなかったので、引き続き「無い知恵」を絞って行く覚悟を決める。
さて。
『王様と私』は子供たちが大活躍するミュージカルである。
ロジャース&ハマースタインが手掛けたミュージカルには『王様と私』以外にも子供たちが活躍する物が少なくない。2人の代表作『サウンド・オブ・ミュージック』はもちろん、『南太平洋』にも子供たちのナンバーがある。
子供たちの稽古は、学校の無い土曜日、日曜日に行うことが多い。本番が近付くとそうも言っていられなくなるのだが、今はまだ土・日を中心に稽古スケジュールを組んでいる。
今日も子供中心の稽古デーであった。大人のキャストと合わせる前に、子供(と、子供場面の稽古に付き合ってくれるアンサンブルさんたち)だけで稽古を重ねておく作戦である。
演出助手の落石さんと振付助手の日比野さんのお2人が、(アンサンブルさんたちの手も借りて)手際良く、と同時に粘り強く、子供たちに芝居の手順をひとつひとつ渡して行く。
昨年の『王様と私』では、子供たちには4つのチームが存在し、交互に出演していた。
今だから言えることだが、4つのチームを創り上げるのは(しかも2チームは東京で、他の2チームは仙台で、それぞれ稽古をして)並大抵の苦労ではなかったのではないだろうか。幸いなことに、今年は2チームの交互出演であるが。
この場をお借りして、落石さんと日比野さんの労をねぎらいたいと思う。
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