『ウェディング・シンガー』通信
1月23日(水)
今日も振り起こし。
「君の結婚式」の残りを片付け、「サタデー・ナイト・イン・ザ・シティ」をざっくりと起こす。
もちろん、集まっているのはまだアンサンブルの皆さんだけで、ロビーもジュリアもグレンもサミーもホリーもジョージもいない。それは稽古の次のステップでのことである。
前回(2011年)も、その前の時(2008年=初演)にも言われていたことだが、このカンパニーの稽古場には独特な空気が流れている。「空気」のことなので文章にし辛いのだが、ユーモアにあふれ、ひとりひとりが尊重され、過度にベタベタせず、だが言いたいことは何でも言い合える……、そんな稽古場である。
「部活」の様な、と言ってもアマチュアっぽい訳では決して無く、同じ「大切なもの」の為に集まった有志たち、と言うか……、いわゆる「仲が良い」と言うのとも少し違う。
その独特な空気は舞台上にもしっかりと流れている。そして、それが日本版『ウェディング・シンガー』の最大の魅力なのだと思う。
明日は再び歌稽古。あの人やあの人も稽古場に。
| 固定リンク
コメント