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『シラノ』通信

12月5日(水)

  顔寄せ。後、読み合わせ。後、1幕1場前半を立ち稽古。

  顔寄せには大勢の関係者が集まった。
  『シラノ』は東宝・ホリプロ・フジテレビジョン3社の共同製作なので、集まる人数も単純計算で通常の3倍である。加えて、大阪公演を主催してくださる新歌舞伎座の方々もいらっしゃり、都内でも広い方である今回の稽古場もかなりごった返した。

  既に立ち稽古に入って何日も経つが、今日は改めて歌入りで読み合わせ。
  読み合わせが終幕が近付くと、稽古場のあちこちから鼻をすする音がする。読み合わせなのに、である。
  私のテーブルの左隣には翻訳の松岡和子さんと訳詞の竜真知子さんが、後ろには振付の前田清実さんがいらっしゃったのだが、読み合わせを終えて目をやると、お3方とも目を真っ赤にしていらっしゃった。
  初演の時もこんな光景を見た様な気がするが。

  一昨日の稽古休みに、稽古場に本番用の大道具が運び込まれた。これで本番同様の高さや段差を稽古場に再現することができる。スタッフの皆さん、ありがとうございました。

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