『シラノ』通信
12月29日(土)
オケ付き通し、2回目。
手前味噌に聞こえるだろうことを承知で書かせていただくのだが、今日の『シラノ』は、今までに見たことのない素晴らしい『シラノ』であった。
その理由はひとつではないだろうが、キャスト、オーケストラ、スタッフ、全員が最高の仕事をした、と言うことであろう。そして、この作品の持つポテンシャルの高さを改めて思い知らされた。
特に鹿賀さんのシラノ・ド・ベルジュラックが特筆すべき見事さであった。笑わされて、笑わされて、そして泣かされた。
日生劇場では今日から前仕込が始まっている。スタッフ・チームも稽古場と劇場と、今日は二手に分かれている。この稽古場とも今日でお別れだが、こんなに高揚感を感じて稽古場を後にすることも珍しい。
さて。
稽古場を出て大阪へ。明日は『Chanson de 越路吹雪 ラストダンス』の大千穐楽。
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