『シラノ』通信
12月23日(日)
「いいふみの日」から早くもひと月である。あっという間であった。で、1回目の通し稽古。
クリエイティブ・チーム、そしてキャストの「初演を振り返ってここを直したい」と言う思いがしっかりと形になっていた初通し稽古であった。そのことに感無量である。
鹿賀さんのシラノには、この段階に来ても毎回新しい表現がある。職業柄我々は、通し稽古くらいの時期になると「芝居を固めよう」とする方向に走るのだが、鹿賀さんはまだまだ「進化させる」方向を向いている。鹿賀さんのその貪欲な姿勢は、シラノの生き様そのものの様に思える。
稽古後は照明打合せ。照明デザイナーの成瀬一裕さん、映像デザイナーの栗山聡之さん、演出助手の小川美也子さん、そして舞台監督の北条孝さんと。
明日は稽古場最後のOFF。明日よりオーケストラのリハーサルが始まる。
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