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『シラノ』通信

12月20日(木)

  今日も2幕をおさらい。

  1、2幕合わせて全5場面の中で、2幕の1場が一番難しい、と思う。それまで軽快に、時にはコミカルに進んで来たストーリーが、ここでは大きく捻じれ、思いも寄らぬ方向に動くからである。
  その結果、観客を感情移入させるべき登場人物が次々と入れ替わる。舞台全体が見通せながら、なおかつ複数の個人的なストーリーが同時進行する。
  様々なカットを積み重ねてストーリーを語る映像では、感情移入する対象を次々と変えて行くことも、複数のストーリーを並行して描くことも比較的容易なことである。だが、観客からの視点が変わらない(カメラで言えば引きで据えっぱなしの)舞台では、それをやるには相当の手間が掛かる。それがこの場面を難しい、と思う理由である。

  とは言え、ほぼ満足できる仕上がりにはなって来た。あと一息、である。

  明日は1幕に戻る。上手く行けば通すつもり。

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