『Chanson de 越路吹雪/ラストダンス』通信
10月31日(水)
稽古前に斉藤由貴さんの衣裳合わせ。
越路吹雪さんの衣裳がひたすら華やかで派手であるとすれば、岩谷時子さんのそれは地味で慎ましい。お2人の個性や役割はコインの表と裏の様に異なるが、だからこそ、それぞれが唯一無二の存在であり続けることができたのだろう。斉藤さんの衣裳合わせを眺めながら、改めてそんなことを考えた。
斉藤さんと言えば、オフィシャルブログにこんな書き込みをされている。1年振りの書き込みだそうであるが、「その2」はあるんでしょうね?
稽古は2幕を抜粋しておさらい。
台詞や歌や段取りや……覚えることが膨大でキャストの皆さんは悪戦苦闘している。が、誰かがとちったり、やろうとしたことが不発だったりすると、一斉にツッコミが入る前向きさは失われていない。
時にはそれが「花緑っ!」「賢也っ!」「哲也っ!」と、大向う(おおむこう)の掛け声の様になったりもするのだが、こうなると、最早ツッコミだかなんだかよく分からない。
相当楽しい稽古場であることは間違いない。
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