『竜馬の妻とその夫と愛人』通信
10月5日(金)
1場、2場をおさらい。
今回の『竜馬の妻とその夫と愛人』の音楽は生演奏である。作曲と演奏は千葉和臣さん(あの海援隊の、あの「贈る言葉」を作曲された)と園田容子さんである。
園田さんはアコーディオニストでいらっしゃるのだが、アコーディオンではない楽器を少しずつ稽古場に持ち込まれている。
今日もいくつかの楽器が運び込まれたのだが、それは足踏みオルガンであったり、トーン・チャイムであったり、名前の分からない不思議な音色の物であったり、もはや楽器とは言えない物だったりであった。
この内のいくつが本番に採用されるのかはまだ分からない。分からないが、どれも優しい音が出る物ばかりである。そして、叩いたり、擦ったり、揺すったりして音を出してみると、どれも心が癒される様な感じの物ばかりなのである。
せっかくの生演奏なのだから、と思って、今回は音楽の入る箇所を大幅に増やすことにした。今までの初演、再演では音楽は、幕開き、幕間、幕切れ、それに劇中1箇所の、計4箇所にしか入れていなかった。が、今回は20曲を超える。
因みに、初演では既成の楽曲を選曲して、再演では川崎晴美さん(
『クールの誕生』でも音楽を担当してくださった)に作ってもらった音楽を使用していた。なので、『竜馬の妻とその夫と愛人』の音楽は、これで3ヴァージョン目なのである。
| 固定リンク
コメント