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『竜馬の妻とその夫と愛人』通信

10月4日(木)

  2場をおさらい。

  昨日の1場同様に、2場をいくつかのブロックに分けて小返し。消化不良部分をひとつずつ潰す。そして最後に2場を通す。今日の段階では、2場は1時間強であった。

  2000年の初演時は台本の完成が遅れて、私もキャストの皆さんも結末を知らないまま稽古に入った。
  冒頭の、覚兵衛と松兵衛が再会して旧交を温める部分で、松兵衛のキャラクターをどのくらい「変な人物」にしておくのが妥当なのか判断がつかず、とにかく思いつく限り幼稚な行動をとらせてシーンを作っておいた。覚兵衛が困惑すればするほど物語的には面白いだろう、と当たりをつけたからである。
  しばらくして三谷君が稽古場に現れて幼稚な松兵衛を見て、「あれはやりすぎ」と嗜められた。今では良い思い出である。

  だったら早く台本をくれっ!

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