『Chanson de 越路吹雪/ラストダンス』通信
10月21日(日)
稽古が始まった。
キャストの6名、脚本の髙平哲郎さん、プランナーの皆さんが稽古場に集まった。で、今日は読み合わせ。
今日の読み合わせは各場毎に止めながら、必要に応じて髙平さんと私が時代背景や場面の狙いなどを補足するスタイルで行った。
『Chanson de 越路吹雪/ラストダンス』は2幕構成で、途中に1回休憩が入る。各幕にはサブ・タイトルが付けられていて、1幕が『夢の中に君がいる』、2幕は『ラストダンスは私に』である。
1幕では、越路さんが岩谷時子さんと出会った頃からシャンソンの歌い手として押しも押されもせぬスターになるまでが綴られる。その所々で、越路さんが歌うステージ場面が再現されて挿入されることになる。
2幕では、越路さんのパーソナルなストーリーが語られる。越路さんは恋多き女性であった様だが、その中から舞台美術家・衣裳デザイナーの真木小太郎さんと、夫君となったピアニスト・作編曲家の内藤法美さんとの恋が描かれる。
2幕でも折々に越路さんの持ち歌が歌われるが、それは1幕での楽曲の扱われ方とは異なり、楽曲がその時々の人物の心象を代弁する、みたいな、そんな使われ方になる。
初日まで4週間。才能豊かなキャストとクリエイティブ・チームの力をお借りして、文句なしに楽しく、そして感動的なエンターテインメントを作りあげたい。
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