『竜馬の妻とその夫と愛人』&『Chanson de 越路吹雪/ラストダンス』通信
10月9日(火)
稽古前に『Chanson de 越路吹雪/ラストダンス』の音楽打ち合わせ。
間もなく歌稽古が始まるので、音楽の考え方や作業の進め方などについて、音楽コーディネーターの清水恵介さん、演出助手の末永陽一さんと意見交換。
『Chanson de 越路吹雪/ラストダンス』 は厳密にはミュージカルではないが、ミュージカル的に音楽処理される部分も多々登場する。ミュージカル的でもあり、音楽劇的でもあり、ショー的でもあるのだ。
午後は『竜馬の妻とその夫と愛人』の稽古場へ。
音楽入りで、1場、2場をそれぞれさらう。
音楽が鳴ると、それと張り合って台詞の音量も大きくなる傾向がまだ少し見受けられる。感情が高ぶる、テンションが上がる、声が大きくなるなどは、音楽に因って、ではなく、相手との関係で起こりたい。飽くまでもドラマでありたいのである。
稽古を終えて 『Chanson de 越路吹雪/ラストダンス』 の衣裳・ヘアメイク打ち合わせへ。
1週間前の打ち合わせで話されたことを、衣裳デザイナーの原まさみさんが絵に起こして来てくださった。
『Chanson de 越路吹雪/ラストダンス』 は大河ドラマなので、時空もどんどん飛ぶし、登場するキャラクターも多い。それらをどう効果的に、観客を混乱させること無しに実現するか?
課題は山積である。
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