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『ラストダンス』通信

9月14日(金)

  『
Chanson de 越路吹雪/ラストダンスの舞台美術打ち合わせ。美術デザイナーは松井るみさん。いま最も多忙なデザイナーの1人である。

  Chanson de 越路吹雪/ラストダンス』では、越路吹雪さんの半生が描かれる。
  越路さんを演じるのが瀬奈じゅんさんで、マネージャーであり、作詞家であり、最大の理解者であった岩谷時子さんに扮するのが斉藤由貴さん。そして越路さんがその半生で出会った多くの方々、小林一三さんや菊田一夫さんや秦豊吉さんや真木小太郎さんや内藤法美さんや渋谷森久さんや黛敏郎さんや山本紫朗さんや……を、別所哲也さん、大澄賢也さん、柳家花緑さん、宇野まり絵さんの4人が演じる。
  その趣向に相応しい舞台美術のスタイルは?  と言うのが今日の打ち合わせのテーマであった。

  今日は演出助手の末永陽一さん、舞台監督の落石明憲さん、映像の福井正紀さん、そしてプロデュース・チームの皆さんが集まってくださり、意見交換。基本となる方向性は固まった。
  作品に相応しいスタイル、も重要だが、今回はシアタークリエでの公演の前後に各地を回るツアーもあるので、移動の効率や各会場の物理的制約も考慮しておく必要がある。舞台美術を考えるのはとても楽しい作業だが、理想(溢れ出るイメージ)と現実(予算や物理的制約)をすり合わせるのは結構根気の要る仕事でもある。

   Chanson de 越路吹雪/ラストダンス』は11月16日に東京・亀有のかめありリリオホールでオープン、長野、山梨、石川を回り、シアタークリエでの公演は12月4日から19日、更にその後、名古屋と大阪を回る。お楽しみに。

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