『クールの誕生』通信
8月5日(日)
3場の前半を立ち稽古。
入社3年目の安達裕人と岡田清には、同期入社の社員がもう1人がいる。総務部勤務の近石守である。総務部は会社の「縁の下の力持ち」である。安達や岡田が属する花形部門とは違い、地味で目立たないセクションである。その悲哀を一身に背負った近石を演じるのは山田悠介さんである。
矢部課長、森本課長にも同期の社員がいた。「伝説のサラリーマン」と呼ばれる塙(はなわ)徹である。演じるのは柳浩太郎さんであるが、塙がなぜ「伝説」と呼ばれるのかは劇場でご確認いただきたい。
中堅(弱小?)商社「東京堂物産」のサラリーマンたちは、連日連夜取引先の接待に励んでいる。接待に使うのは、銀座の裏通りにあるキャバレー「COOL」であった。(つづく)
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