『クールの誕生』通信 初日
8月25日(土)
初日。
演出助手の相田さんは、とても落ち着いた初日だ、と言っていた。いつも新作ミュージカルをバタバタと開けることの多い私もそう思う。スタッフの各セクションが効率良く、水準の高い仕事をしてくれたお蔭である。
と言っても、することが何も無い訳ではない。午前中は舞台稽古の続き。午後イチでゲネプロ。駄目出しと修正の後、本番(初日!)である。
開演時刻を3分ほど押して(遅れて)開幕。D-BOYSのファンの方々がどの様な反応をなさるのか、私は全く予想がつかなかったのだが、笑って欲しい所では笑いが起き、台詞を聞いて欲しい所では集中し、時に拍手や手拍子を頂くことができたので、胸を撫で下ろした。理想的な舞台と客席の関係であった。
『クールの誕生』では、各劇場の千穐楽を除く毎回、終演後に「残業ミーティング」と称したミニ・トークショーが行われる。登場するキャストは日替わりだが、1発目の今日は柳さん、鈴木さん、加治さんが登場。初日の興奮も冷めやらぬキャストの肉声を聞くことができて、結構新鮮であった。
これで『クールの誕生』通信はお終いである。ご愛読ありがとうございました。次は『竜馬の妻とその夫と愛人』通信。9月後半から始まる予定です。
『クールの誕生』は、大阪公演の後、9月4日から10日まで東京・紀伊国屋ホールで、9月12日から17日まで東京・PARCO劇場で上演されます。それでは劇場で。
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