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『クールの誕生』通信

7月23日(月)

  稽古初日。

  何年この仕事をやっていても、稽古初日は緊張するものである。
  必要以上に早く目が覚め、必要以上に早く家を出、必要以上に早く稽古場に到着する。今日もその例に漏れない、いつもながらの稽古初日となった。

  稽古場に全キャストと関係者が集合。そして顔合わせである。
  まずは総合プロデューサーである渡辺ミキさんが、製作意図やこの公演に対する意気込みなどを、いつものように力強く述べられる。続いて作者である鈴木聡さんが、脚本遅滞のお詫びと作品解説を兼ねたちょっと長めのコメント。そして私も何か適当に喋り、スタッフ/キャスト/公演関係者のご紹介に移る。

  顔合わせの後は読み合わせ。
  読み合わせは、台本を頂いて以来頭の中で想像していた様々なことが目の前で実体化する、それはそれはエキサイティングなひと時である。特に今回は初めてご一緒するキャストの方も少なくないので、いつに無く新鮮な時間を過ごした。
  読み合わせ終了後は、鈴木聡さんによる「この後ドラマはどのように展開して行くのか」のレクチャー。台本はもう殆んど完成している。少なくとも鈴木さんの頭の中では。

  明日から立ち稽古に入る。「立ち稽古」と言うより、「立って位置関係を探りながら台本を読んでみる」と言う方が正しいかもしれないが。

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