『王様と私』通信
6月5日(火)
本日も歌稽古デー。
ロジャース&ハマースタインのコンビ第1作『オクラホマ!』は、1941年3月31日にブロードウェイのセント・ジェームス劇場でオープンした。2243回続演と言う、当時としては記録的な大ヒットとなり、1948年5月29日にロングランの幕を閉じた。演出はルーベン・マムーリアン、振付はアグネス・デ・ミルであった。
『オクラホマ!』の成功により、ロジャースとハマースタインはピュリッツァー賞を受賞した(トニー賞はまだ始まっていなかった。トニー賞がスタートするのは1947年のことである)。劇評家ブルックス・アトキンソンは「オープニング・ナンバー“Oh,What a Beautiful Morning”はミュージカルの歴史を変えた」とニューヨーク・タイムズに書いた。
続いて、2人は第2作『回転木馬』に取り掛かる。(つづく)
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