« 『王様と私』通信 | トップページ | 『王様と私』通信 »

『王様と私』通信

6月19日(火)

  2幕2場、1幕5場、1幕6場、1幕4場を稽古。

  ここでお詫びと訂正。
  『ステート・フェア』に続く ロジャース&ハマースタインのコンビ第4作は『南太平洋』ではなく『アレグロ』であった。『アレグロ』の後、第5作が『南太平洋』で、『王様と私』は『南太平洋』に続く第6作となる。「そうだ」と思い込んでいた私の初歩的なミスである。ごめんなさい。

  『アレグロ』は、1947年10月10日にブロードウェイのマジェスティック劇場で開幕した。315回の上演の後、1948年7月10日に閉幕した。演出・振付はアグネス・デ・ミルである。
  『アレグロ』は、コンビの第1作『オクラホマ!』、第2作『回転木馬』ほどのヒットには至らなかった。コンビにとっては初めての原作の無いオリジナル作品であり、また今までになく野心的な作りの作品でもあった。批評は賛否が入り混じるものだった様だが、サン紙のワード・モアハウスは「優れていて、混乱している」と記している。

  そしてコンビの第5作『南太平洋』があって、第6作『王様と私』へと繋がる。(つづく)

|

« 『王様と私』通信 | トップページ | 『王様と私』通信 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 『王様と私』通信 | トップページ | 『王様と私』通信 »