発表 第37回(2011年度)菊田一夫演劇賞
4月4日(水)
今年も菊田一夫演劇賞の受賞者が発表された(こちらから)。
菊田一夫さんは、戦前・戦後の演劇、映画、放送界に大変大きな足跡を残された劇作家・演出家である。と同時に偉大なプロデューサーでもあり、東宝の演劇担当重役でもあられた。
今日4月4日は菊田さんの命日である。菊田一夫演劇賞は、毎年この日に発表されている。
今年度の受賞者の内、3人の方の受賞理由となった作品の中に、私の演出した作品が含まれている。米倉涼子さんの『風と共に去りぬ』、石丸幹二さんの『ジキル&ハイド』、瀬奈じゅんさんの『三銃士』、そして『ニューヨークに行きたい!!』である。
特に『風と共に去りぬ』は、菊田さんがその舞台化の実現に命をすり減らす程の情熱を込められた作品のリブートであったので、米倉さんがその作品で選ばれたことは何よりも嬉しい。
皆さん、ご受賞おめでとうございます。
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