舞台総合実習 そして『ジキル&ハイド』2012千穐楽
4月15日(日)
日大藝術学部演劇学科には「舞台総合実習」という科目がある。
演劇、日舞、洋舞、それぞれの舞台総合実習があるのだが、現在私は、その内の演劇の指導を担当している。
日大藝術学部の江古田校舎には、客席数249、間口8間(けん)の立派な劇場があり(中ホールと呼ばれている)、そこが実習発表の会場となる。演劇の実習では演技コースの学生がキャストを務め、演出コース、装置コース、照明コース、企画制作コースなどの学生がスタッフを担当することになる。
今年度私が担当するのは「舞台総合実習ⅢA」で、これは3年生を中心にした(4年生も参加している)実習である。
本番は6月8日(金)、9日(土)、10日(日)の3日間で、土曜日のみ2回公演の4ステージを予定している(詳細は決まり次第ご報告します)。
この実習で取り上げる作品は『ゼブラ』である。
『ゼブラ』は、劇団ONEOR8(ワン・オア・エイト=「イチかバチか」ってこと?)が2005年に(今は無き)新宿THEATER/TOPSで初演した作品で、作・演出は田村孝裕さんである。2007年に再演され、更に2009年には、キャストを大幅に入れ替え、舞台空間も拡大され、東宝の製作でシアタークリエでも上演されている。
私が実習発表を担当するのは2005年以来である。日頃の現場とは色々と勝手が違うが、初心を思い出させてくれると言う点で、私にとっても大切な場所なのである。
さて。
2012年の『ジキル&ハイド』もついに千穐楽。
ご観劇くださった全ての方に御礼申し上げます。そして、キャスト&スタッフの皆さん、お疲れさまでした。
いつか、どこかで、また皆さんとお目に掛かれます様に!
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