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『ジキル&ハイド』通信 そして『ラ・カージュ・オ・フォール』千穐楽

1月29日(日)

  立ち稽古。婚約披露パーティの場面をおさらい。

  ミュージカル『ジキルハイド』は、ジキル博士の友人、弁護士のアターソンのモノローグで幕を開ける。モノローグの中でアターソンは「(この悲劇が起こったのは)1888年の秋のことでした」と言っている。
  原作小説の中にも日付に触れる部分があるのだが、そこには「18××年」としか書かれていない。原作の出版が1886年であることは以前記したが、この小説は(出版当時の)現代劇として書かれているので、舞台が19世紀の終わり近くであることはことは間違いないだろう。
  では、ミュージカルではなぜ1888年と特定されているのだろうか?

  1888年の秋にロンドンでは、「切り裂きジャック」で有名な連続殺人事件起こっている。この事件は現在に至るまで未解決で、犯人もどこの誰だったのか分からない。それで「切り裂きジャック」と呼ばれている訳だが、その「連続殺人」や「犯人が不明」と言う部分が、 『ジキルハイド』のストーリーと見事にオーバーラップする。
  ミュージカルの作者たちが1888年を舞台に設定した意図も、それで理解できないだろうか。

  さて。

  1月7日に幕を開けた『ラ・カージュ・オ・フォール』東京公演も本日千穐楽。ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。キャスト&スタッフの皆さん、お疲れさまでした。
  引き続き『ラ・カージュ・オ・フォール』は旅に出る。
  会場は大阪/梅田芸術劇場と名古屋/愛知芸術劇場で、大阪公演は2月3日~5日、名古屋は2月12日、13日である。お見逃しなく。

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