『ラ・カージュ・オ・フォール』通信
1月5日(木)
舞台稽古1日目。
昼過ぎから、まずは舞台監督・二瓶剛雄さんによる舞台上、舞台裏の説明(オリエンテーション)。舞台袖の様子や袖中の導線など、客席から見えない部分の条件をキャスト一同も共有することで日々の安全が保たれる。舞台を何事もなく進行させるための大切な時間なのである。
オリエンテーション後は早速舞台稽古を開始。幕開きより場面毎に、出入りや着替え、音響のバランスなどを確認しつつ、2幕2場に入った所まで、快調なペースで当たり終える。
キャストの殆どが前回(2008~2009年)から続投しているし、公演スタッフにも劇場スタッフにも前回の経験者が大勢残っている。これは理想的な再演の在り方である。
そのお陰で、前回積み残した様な細部を練り上げたり、より洗練させたりと言ったことが可能となり、作品のあらゆる部分がクォリティ・アップされるのである。
前回(2008年~2009年)は『ラ・カージュ・オ・フォール』の集大成を作る決意で取り組んだのだが、今回はそれを凌ぐ、名実共に『ラ・カージュ・オ・フォール』の集大成である。自信を持ってそう断言できる仕上がりだと思う。
明日は今日の続き。その後、ゲネプロ。
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