『ジキル&ハイド』通信
1月12日(木)
『ダンス オブ ヴァンパイア』の大千穐楽である。が、既に東京に戻っている。木曜日定例の日大芸術学部演劇学科の授業が今日から再開されるからである。
短い大阪滞在の間に、西村雅彦さん、近藤芳正さんと再会した。
『ダンス オブ ヴァンパイア』を上演中の梅田芸術劇場メインホールの階下がシアタードラマシティで、そちらでは西村さんと近藤さんの2人芝居『90ミニッツ』がちょうど大阪初日を迎える所なのであった。
2人が出演して私が演出した三谷幸喜/作『笑の大学』から早15年。こうして、それぞれに仕事を続けていられる幸運に感謝したい。
『ジキル&ハイド』は今日も歌稽古。
この作品には大きなナンバーが次から次へと登場する。「時が来た」を始め、「その眼に」や「あんな人が」「新たな生活」などであるが、大勢のコーラスで歌い継ぐ「嘘の仮面」や「事件、事件」も鳥肌が立つ程格好良い。
この「官能的な」音楽を、さて、今回はどの様に視覚化するか。
稽古後は、『ジキル&ハイド』で振付を担当してくれる広崎うらんさんと打ち合わせ。
うらんさんには昨年、『風と共に去りぬ』のバザー・シークェンスのダンスでもお世話になった。今度はいよいよミュージカルである。楽しみ。
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