『ラ・カージュ・オ・フォール』通信
12月26日(月)
オケ合わせ1日目。
17名編成のオーケストラである。日本初演時は更に大きな編成だったのだが、現在はキーボード類が飛躍的に発達したので、この人数でも遜色のないサウンドを奏でることができる。それでも、この17名は今日では大変な贅沢だと思う。
『ラ・カージュ・オ・フォール』には、ブロードウェイ・ミュージカルの最良の部分が隅々にまで詰まっている。脚本、演出、振付、音楽、舞台美術、衣裳、照明……。こうしてオーケストラの演奏する『ラ・カージュ・オ・フォール』のナンバーを改めて聞いてみると、編曲やオーケストレーションに凝らされた工夫やそのためのエネルギーなど、改めてブロードウェイの伝統や人材の層の厚さを思い知らされる。
今日はオーヴァーチュアから2幕2場のダンドン一家の登場まで、順調にメニューを消化してオケ合わせを終えた。明日は今日の続き。その後、オケ付き通し稽古である。
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