『ラ・カージュ・オ・フォール』通信
12月1日(木)
私が『ラ・カージュ・オ・フォール』の演出を担当したのは前回、2008年の公演からである。舞台美術などが一新され、鹿賀丈史さんがジョルジュ役で初登場した。一方、ザザ役の市村正親さんは1993年からこの役を演じていらした。
昨日の日記にも記した様に、「市村さんがザザを演じるのはこれで最後」と言うアナウンスの元で前回の公演はスタートした。キャスト&スタッフ一同も「これが最後の『ラ・カージュ・オ・フォール』」と信じて稽古に参加した。もちろん私もそう信じたひとりである。
ところが、嬉しい誤算、と言うか、幕を開けてみると、これが大入りに次ぐ大入り、絶賛に次ぐ絶賛で、「これで最後」とすることを、観客は許してくれなかったのである。
で、晴れて今回の「追加公演」(だと私は思っている)が決定した、と言う訳である。
既に先月より、真島茂樹さん率いる「レ・カジェル」チームの振り起こしがスタートしている。並行してヴォーカル稽古も進行中である。
スタッフによる公式ブログも稼働している。私のブログと合わせてご愛読いただければ嬉しい。
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