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『ジキル&ハイド』通信

12月18日(日)

  『ラ・カージュ・オ・フォール』はお休み。『ジキルハイド』の舞台美術打ち合わせ。

  基本的な美術プランはほぼ出来上がっている。今日は照明デザインと大道具製作の観点からのミーティングであった。
  美術デザイナーの大田創さん、照明デザイナーの高見和義さん、舞台監督の小林清隆さん、演出助手の郷田拓実さん、それに大道具製作の俳優座劇場舞台美術部の皆さんが集まってくださった。

  出席者に演出プランをひと通り説明している途中で、初演(2001年)時の打ち合わせのことに話が及んだ。

  山田「10年前も同じ様な話してたけど」
  高見「あれは、もう10年前ですか!?」

  その通り。あれからもう10年も経ったのである。帝劇の地下稽古場で、厚紙で舞台模型を作りながら(私も作った)、毎回毎回、何時間も何時間も、ああでもない、こうでもないと知恵を絞った、あれからもう10年が過ぎたのだ。
  あの時あの場所にいた人は(大田さんも郷田さんも)、みんな同じような感想を抱いただろうと思う。私もとても10年前とは思えない。

  高見「どうりで頭も白くなる訳だ」

  と、私と生年月日が同じ高見さんは言った。私の場合は頭よりも髭が白くなったけど。

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