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『TDV』通信

11月6日(日)

  霊廟の後半にあるシャガールとマグダのナンバーをステージング。その後、お城の図書室、お城の浴室、2度目の図書室と、連続する場面を稽古。

  シャガール&マグダのナンバーには独立したタイトルが付いていない。譜面上は、霊廟のシーン全体をひっくるめて「M17/霊廟」という楽曲なのである。なので、シャガール&マグダのナンバーのことだけを指して言う時は、「シャガール&マグダのナンバー」の様に言うしかない。ちょっと面倒くさい。
  シャガール&マグダのナンバーは再演の度にステージングが異なっている。振付の上島雪夫さんが、このナンバーに関してはその時のキャストの個性に合わせているからで、今回もまた新ステージングである。

  図書室の場面には、教授の早口ソング・その2「本だ!」がある。石川禅さんが「リー君ブログ」でギネスに挑戦させられていた、あのナンバーである。一方、教授と別行動をとったアルフレートは浴室でサラと再会する。が……。
  サラとの再会の後でアルフレートによって歌われるナンバーが「サラへ」である。そしてアルフレートは図書室へ戻って教授と合流する。

  私は『ダンス オブ ヴァンパイア』は、少年の成長物語だと思っている。
  アルフレートは、「自分はもう子供ではない、もう一人前の大人だ」と思っている少年である。そう思うこと自体がまだ大人になりきれていない証拠だが、「何でもできる」「任せて欲しい」と主張する割には、1人では何ひとつまともにできない。
  そのアルフレートが自分の未熟さを思い知らされ、そしてそれを克服しようと一歩を踏み出す物語なのだ、と思っている。

  私の世代だと、アルフレートと教授の関係は、『スター・ウォーズ』第1作(エピソードⅣ)のルーク・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノビのそれを想像していただければ分かり易いかもしれない。
  アルフレートもルークも、物語の発端では何の取り柄もない純情な少年である。それが守るべき人(アルフレートにはサラ、ルークにはレイア姫)と出会い、少年は成長の階段を登り始める。
  その成長を助け、見守るのが教授とオビ=ワン・ケノビである。

  「教授=三船敏郎である」という話もあるのだが……、長くなりそうなので、またの機会に。

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