『TDV』通信
11月5日(土)
1幕のラストシーン「教授とアルフレートがクロロック伯爵のお城に辿り着いた場面」と、2幕3場「教授とアルフレートが目覚めるシーン」、そしてそれに続く「教授とアルフレートの霊廟探索シーン」を稽古。
1幕ラストではクロロック伯爵の息子・ヘルベルトが初登場。
ヘルベルトは新キャストのひとり、馬場徹さんである。馬場さんは、『新・幕末純情伝』『広島に原爆を落とす日』等のつかこうへい作品や、クリエで上演された『スーザンを探して』、ミュージカル『テニスの王子様』などに出演されていた。
ヘルベルトの見せ場は2幕にあるが、今日の稽古場で早くもアルフレートと素敵な関係が出来上がっていて、2人の行く末が大いに楽しみになった。伯爵様も新しい息子をとても慈しんでおられたし。
2幕3、4場は教授とアルフレートの大奮闘場面である。特に霊廟のシーンはストーリーのクライマックスでもあるので、教授もアルフレートもいやが上にもテンションが上がる。彼らは全人類を代表して戦っているのだ。
アルフレートはWキャストだが、教授はシングル・キャストである。なので、石川禅さんは必然的に、浦井さん、山崎さんの倍、同じ場面を繰り返すことになる。今日、誰よりも汗をかいていたのは禅さんであった。
禅さんの血管が切れません様に。
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