『ジキル&ハイド』製作発表 そして『TDV』通信
11月15日(火)
東京會館へ。『ジキル&ハイド』の製作発表。
ミュージカル『ジキル&ハイド』は、1990年の5月にアメリカ、テキサス州ヒューストンのアリ―劇場で産声を上げた。その後、アメリカ国内のツアーを経て、ブロードウェイのプリマス劇場で開幕したのが1997年4月である。脚本・作詞はレスリー・ブリカッス氏、音楽はフランク・ワイルドホーン氏で、後に2人はミュージカル『シラノ』を送り出すことになる。
日本での初演は2001年の11月。以後、2003年、2005年、2007年と再演が繰り返された。今回の上演は再演ではなく新製作(ニュー・プロダクション)である。キャストも演出も一新して、新たな伝説作りに挑みたいと思っている。
今日の製作発表には、ジキル/ハイドの石丸幹二さん、ルーシーの濱田めぐみさん、エマの笹本玲奈さん、そして私が参加した。お三方は扮装で登場され、それが製作発表をとても雰囲気のあるものにしていた。
製作発表は、まずそれぞれが抱負を述べ、そして取材の方々との質疑応答、といつもの様に進んだが、フォト・セッションに移る前に、今日はミュージカル・ナンバーの披露があった。
濱田さんと玲奈さんは「その目に」をデュエットされ、そして石丸さんは「時が来た」を歌われた。私は袖で聞いていたのだが、思わず鳥肌が立った。
製作発表を終えて『ダンス オブ ヴァンパイア』の稽古場へ。今日は2幕を通す。
極めて順調な仕上がりである。再々演ともなると持ち時間にも余裕があるので、駄目出しや抜き稽古、振り固めなどにもたっぷりと時間が取れるのがありがたい。
明日は最後の稽古OFF。明後日からは通し稽古態勢、最後の追い込みである。
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