『ニューヨークに行きたい!!』通信
9月27日(火)
一昨日手を付けたマリア&オットーのシークェンスをおさらい。その後、2幕幕開きのナンバーをステージング。
『ニューヨークに行きたい!!』には3つのヴァージョンが存在する。
上演される度に台本やスコアが改定されているからで、ハンブルク版、ウィーン版、シュトゥットガルト版では、話の運び方やミュージカル・ナンバーの展開の仕方などが異なっているのである。
私たちが使用するのは初演のハンブルク版の台本、スコアである。なので、ウィーンやシュトゥットガルトでご覧になった方には、「あれ? あのナンバーが無い」とか、「この人の名前が違っている」と言ったことがあるかもしれない。
ハンブルク、ウィーン、シュトゥットガルトは、ヴァージョンは異なってはいるが演出の基本は共通である。舞台美術や振付も、ハンブルク版を発展させたものである。
私たち日本版は、台本やスコアはハンブルク版に因っているが、新演出である。なので、舞台美術も、振付も、衣裳も、日本版独自のものとなる。
日本の『ニューヨークに行きたい!!』をお楽しみに。
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