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『三銃士』通信

7月1日(金)

  午前中は日大芸術学部の江古田キャンパスへ。

  私が毎週通っているのは所沢キャンパスである。今日はリニューアルを終えた江古田キャンパス。芸術学部の各学科を横断して行われる授業に「芸術総合講座」と言うプログラムがあるのだが、その中のひとつ「アート・マネジメント」に講師として招かれたのである。
  アート・マネジメントのことをものすごく簡単に説明すれば「芸術の発信者と受信者を結び付ける試み」である。この20年程の間に使われる様になった言葉・概念なのだが、なので私たちの学生時代には教わらなかった。
  そのアート・マネジメントについて、現役の演出家の立場から考える、と言うのが今日の私の役割であった。私の話が学生諸君のお役に立ったのならば良いのだが……。

  午後は『三銃士』の稽古場へ。

  まずは幾つかのアクション・シークェンスをおさらい。その後、昨日手を付けた「最後のチャンバラ」に続く「ドラマ部分」を作る。更にラスト・シーンを作り、これで全シーンを(取り敢えずは)当たり終えた。
  その後、2幕をひと通りおさらい。稽古終了後、演出部さんの打ち合わせに参加する。

  『三銃士』のラスト・シーンはほろ苦い。それはダルタニャンが最早少年では無いことから来るほろ苦さなのだが、同時にとても美しい場面でもある。
  人生は時に残酷である。だが、それでも人生は生きるに値する。『三銃士』のラスト・シーンは、そのことを静かに、しかし確かに訴え掛けて来る。

  明日は1幕に戻っておさらい。そして明後日は振り固めとアクションの固め。それらを終えれば、いよいよ稽古場での最終工程に突入!

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