『三銃士』通信
6月19日(日)
「ああ……この香り。素晴らしいリラの香り! これこそフランスの夏よ!」
と言う訳で、フランスに戻って来た(因みに、上記は「ある人物」の登場時の台詞)。
早速、1幕後半の「まだ手を付けていない場面」を作る。この場面では、アンヌ王妃に対して新たな陰謀が仕掛けられる。お妃さまの危機を救える者は……。
続いて、13日にあたった「リシュリュー枢機卿とミレディが密談する場面」をおさらい。この場面の後半には、16日に振り付けられたミレディの「男なんて」がある。なので、ナンバーも合わせておさらい。
更に、17日に手を付けた、2幕のリシュリュー枢機卿のナンバー「我が心 氷にあらず」をブラッシュ・アップ。今日もまだ枢機卿以外のメンバーでの稽古だったのだが、このナンバーの意味をより明確にしたくて、一度付いたステージングを大幅に作り直してもらう。
そのせいで、遅い時刻まで皆を引っ張ることになった。辛抱強く付き合ってくれて、皆さんありがとうございました&ごめんね。
『三銃士』の現在は、「イチから新作に取り組める喜び」と「新たなものをイチから生み出す苦しみ」の両方を同時に味わっている状態である。もちろん、大変幸せなことなのであるが。
| 固定リンク
コメント