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『三銃士』通信

6月10日(金)

  稽古前に衣裳、ヘア・メイクの打ち合わせ。

  『三銃士』の衣裳デザイナーは前田文子さんである。前田さんは、現在最も多忙な衣裳デザイナーの1人であろう。
  『三銃士』には様々なキャラクターが登場するが、主人公ダルタニャンや、彼を助ける三銃士たちの衣裳は案外地味シンプルである。他方、王室や権力の側にいる人々は衣裳の点数も多く、豪華であったり華やかであったりエロティックであったりもするので、衣裳を見る楽しみがあるのはこちらのサイドであろう。

  さて、立ち稽古2日目の今日は、「ダルタニャンが故郷ガスコーニュを離れる場面」と、「ミレディがイギリスから帰国する場面」、「ダルタニャンがパリに到着し、アトス、ポルトス、アラミス、そしてコンスタンスと出会う場面」を作る。
  『三銃士』は、全編が音楽で進行するミュージカル(『レ・ミゼラブル』の様に)ではない。ミュージカル・ナンバーは、台詞で進行する場面と交互に現れる。そう言う意味ではオーソドックスなタイプのミュージカルである。

  稽古後はアクションの打ち合わせ。

  アクションをコーディネートしてくれるのは、『風と共に去りぬ』に続いて渥美博さんである。
  『三銃士』と言えば、やはりチャンバラは外せない。本編中にも幾度となくチャンバラ場面が登場する。そのそれぞれをどの様に構成するのか、既に何度か打ち合わせは行っているのだが、稽古直前に最終的な確認をひとしきり。

  今日は長丁場であった。全行程お付き合いくださった皆さん、ありがとうございました。

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