『GWTW』&『三銃士』通信
5月26日(木)
午前中は日大芸術学部所沢校舎へ。
私が受け持っているのは、演劇学科演出コースの1年生を対象とした「演出実習Ⅱ」である。
演出の初心者は、俳優が台詞を読んで何となく動いていれば、それでその場面が成立したように思ってしまう。そうではない、と言うことを実体験してもらうために、このクラスでは毎週、既成の戯曲から短い1場面を抜き出して、それを学生たちに演出してもらっている。
演劇にも演出にも可能性は無限にあるのだ。
午後は『風と共に去りぬ』の稽古場へ。
今日から通し稽古である。稽古開始から約4週間、ようやくここまで、と言う感慨もあるし、まだまだそんな、という焦りもある。まあ、それは毎度のことであるが。
上演時間も見えて来た。以前のミュージカル版『風と共に去りぬ』(大改訂を施した再演以降)は、25分の休憩を挟んで約3時間15分の上演時間だったのだが、今回はそれより短くなる。概ね予想通りの時間で、一安心である。
残すところ稽古場はあと2日。明日ももちろん通し稽古。
さて。
『三銃士』は今日も歌稽古。ダルタニャンと3人の銃士たちが、彼らの友情と同じくらい美しいハーモニーを響かせている、はずである。
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