『GWTW』通信
4月29日(金)
バザーのダンスの振り付け、そしてそのダンスに至るまでのバザー会場の「風景」を作る。
昨日、今日と稽古メニューの中心は振り付けだが、今回の『風と共に去りぬ』はミュージカルではない。ストレート・プレイである。
昨日の『GWTW』通信でご紹介した帝劇での上演記録で、特に「ミュージカル」と記されていないものはストレート・プレイである。つまり、1966年の帝劇初演はミュージカルでは無かったのである。ミュージカルでは無いのに5カ月以上のロング・ランを行った、という事実が、ミュージカル全盛の現在ではちょっと想像し辛いかもしれない。
今回の『風と共に去りぬ』はストレート・プレイだが、当時の菊田一夫さんの演出を再現するものではない。今までの全ての『風と共に去りぬ』に敬意を払いつつ、今回のキャスト&クリエイティブ・チームの力を借りて、まったく新しい『風と共に去りぬ』を再創造しようと言うのが私たちのスタンスである。
明日も振り付け。ミュージカルじゃないのに。
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