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『ウェディング・シンガー』通信 そして『GWTW』

2月10日(木)

  大阪でのお仕事を終えられて、初風諄さんが戻られた。早速1幕の、初風さんの登場する場面を集中稽古。

  『ウェディング・シンガー』のキャストは、誰をとっても適材適所、と言うか、その方以外のキャスティングがちょっと思い浮かばないベスト・キャストだと思う。ロビーの祖母・ロージーも、今では初風さん以外は考えられない。宝塚時代の初風さんしかご存じないファンの方には、ちょっと刺激的なキャラクターかもしれないが。

  全体稽古は2幕に突入。2幕冒頭にある大ナンバー「金のすべて」を当たる。ここでは大澄賢也さんのダンサーとしての凄さを存分に味わっていただきたい。

  稽古後は風と共に去りぬの舞台美術打ち合わせ。

  条件の異なる2つの劇場での連続上演、そして台本の膨大な要請にどう応えるか、が課題であった。美術デザイナーの松井るみさんは既に舞台の模型を作り上げ、見事にその課題に応えていた。
  まだまだ技術的にクリアしなければならないことは多いが、今までの『風……』とは異なる、新しい、そして演劇的な『風と共に去りぬ』になるだろう。

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