『ウェディング・シンガー』通信
2月16日(水)
ヴォーカル稽古、その後、2幕を全場面、台本順にさらう。
場面毎の稽古で積み上げて来たことが場面を繋げた時にどう機能するのか、或いは、ストーリーが流れた時に何が見えてくるのか、と言ったことが今日のテーマであった。
そもそも、3年前にひと月公演している作品なので、ある程度の仕上がりに到達することはそれ程困難ではない。が、前回と同じレベルの仕上がりでは再演の意味がない。今回、稽古をかなり前倒しで進めている理由はそこにある。
今日はできるだけ流れを重視したかったので、複数の場面を繋げて、そして繋げたブロックを1回ずつに限って(「小返し」をして流れを止めたりすること無く)稽古した。連日細部を詰めて来た場面なので大きな破綻などある筈もなく、テキパキと稽古は進んだ。
当然駄目出しの数も少なかったのだが、今日のやり方でこそ発見されたデリケートなことが多かったので、私としてはとても収穫の多い一日であった。
2幕に一区切り付いた所で明日は稽古OFF。明後日は1幕の復習。
稽古後は、来年上演予定のミュージカルのアンサンブルに欠員が生じたので、その補充の為のオーディション。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。とても素敵な時間を過ごすことができました。
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