稽古スタート! 『ウェディング・シンガー』通信
1月21日(金)
『ウェディング・シンガー』の稽古が始まった。
ブロードウェイ・ミュージカル『ウェディング・シンガー』は、2006年4月27日にニューヨークのアル・ハーシュフェルド劇場でオープンしたミュージカル・コメディである。日本初演は2008年の2月に東京・日比谷の日生劇場で行われ、主人公のロビー・ハートとジュリア・サリバンを井上芳雄さんと上原多香子さんが演じた。それは今回も変わらないのだが、劇場はシアタークリエに移動する。
『ウェディング・シンガー』は、元々は同名のアメリカ映画を原作としている。映画版は1998年に公開され、アダム・サンドラーがロビーを、ドリュー・バリモアがジュリアを演じている。映画版はミュージカルではないが、ウェディング・シンガーを主人公にしているので、主人公が歌う場面は存在する。舞台版でも歌われる、ロビーが自暴自棄になって歌う「僕を殺して」は、そもそもは映画版のためにアダム・サンドラーが脚本のティム・ハーリヒと共作した楽曲である。
稽古初日の今日は、アンサンブルの皆さんの歌稽古からスタート。と言っても、現在『モーツァルト!』の大阪公演に出演中の人もいたりするので、まだ全員は揃わない。なので歯抜けなのであるが、アンサンブルさんたちのナンバーを、音を確認したりしながら順番にあたった。
その後、上原多香子さんの歌稽古。今日はジュリアのナンバー全曲を、2時間かけてひと通りあたった。上原さんとは、既に先月の製作発表で再会を果たしているのだが、歌っている多香子ちゃんはやっぱり可愛い。歌っていなくても可愛い。何をしていても、何もしてなくても多香ちゃんは可愛い。
それはさておき、稽古後、上原さんは開口一番に「楽しみですねえ……」とおっしゃった。この作品が再演となることを、心の底から喜んでいる様子である。私もこの再演を本当に楽しみにしていた。大げさでなく、この作品に関わった人間全員が楽しみにしていたと言っても過言ではないだろう。
これから3月6日の初日までのひと月半、『ウェディング・シンガー』通信にどうぞよろしくお付き合いください。ひょっとすると、上演台本・訳詞の飯島早苗さんも、ご自身のブログ(顔を洗って出直します)に何か書いて下さるかもしれないし。
もう半年以上更新されてないけど。
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コメント
うれしぃ~♪うれしぃ~♪うれしすぎるぅ~♪♪♪
お稽古始ったのですね!!!
なんだか勝手にテンションアッ~プ↑↑↑
あぁ~、私も楽しみでしょうがありません
初演を観た時、日生劇場に下宿したいと本気で思いましたもの(笑)。
多香ちゃんも頑張ってる様で嬉しいです
応援する事しか出来ませんが、さらに成長した魅力的なジュリアに会える日を心から
楽しみにしています。
寒い日々が続いていますが、皆さんお身体に気をつけてお稽古頑張って下さい。
山田先生のblog楽しみにしています!!!
更新、ありがとうございました。
投稿: hana | 2011年1月22日 (土) 02時05分