« 『ウェディング・シンガー』通信 | トップページ | 『ウェディング・シンガー』通信 »

『三銃士』通信

1月30日(日)

  ミュージカル『三銃士』の訳詞をチェックするミーティング。

  『三銃士』は、19世紀フランスの小説家アレクサンドル・デュマによる同名の小説を原作とするミュージカルである。
  舞台となるのは17世紀のフランス。ダルタニャンと言う名前の、ガスコーニュ出身の血気盛んな少年が主人公で、彼がパリに出て念願の近衛銃士隊に入ろうと奮闘を重ねる、恋と冒険の物語である。

  今日のミーティングは、その訳詞が上手く仕上がっているか、それを音楽面とドラマ面の双方から検討するためのものであった。
  翻訳ミュージカルを上演する時には必ず経る行程であるが、翻訳ミュージカルの成否は「訳詞」のクォリティが握っている、と言っても過言ではないので、そう言う意味では大変重要な作業である。
  今日は訳詞の竜真知子さんを始め、音楽監督の八幡茂さん、歌唱指導の山口正義さん、ちあきしんさん、稽古ピアノの國井雅美さん、中條純子さん、吉田プロデューサー、それに私が集合した。そして山口さんとちあきさんのお2人にミュージカル・ナンバーを歌ってもらい、日本語と音楽の相性や聞こえ方、歌い易いか……などなど、様々な角度から検証するのである。

  『三銃士』にはダイナミックなミュージカル・ナンバーが揃っている。全編が音楽と言うスタイルのミュージカルでは無く、台詞部分もそれなりにあるのだが、どのナンバーも耳に馴染み易く、エキサイティング、且つドラマティック。夏の帝劇も大いに盛り上がるに違いない。

  7月まで待ちきれない、と言う方はこちらをどうぞ。

|

« 『ウェディング・シンガー』通信 | トップページ | 『ウェディング・シンガー』通信 »

コメント

ちょうど『三銃士』独版CDを入手し、まさにどんな日本語訳詩になるのかなぁと思っていたところ。
発表されているキャストを思い浮かべ、すんなりイメージが掴みやすいものもあれば、どう歌うのかなと不安と期待が入り混じったり…。
聴き応えのある曲も多いし、“夏の帝劇も大いに盛り上がるに違いない。”を信じて、公演を楽しみにしています。

投稿: はな | 2011年2月 6日 (日) 20時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 『ウェディング・シンガー』通信 | トップページ | 『ウェディング・シンガー』通信 »