『ウェディング・シンガー』通信
1月24日(月)
今日も振り付け……と言うか、振り起こし(思い出し?)。
オープニングの「君の結婚式」、女子チームの「いつか」、男子チームの「ひとり(Single)」などを思い出す。すんなり思い出せるもの(人)もあれば、すんなり行かないもの(人)もある。そこが見ていて面白い。
今回の再演は、極めて珍しいことに、出演者全員が初演からの出演者である。こんなことは本当に珍しい。だが、全員が経験者だからすんなりと思い出せるだろう、と思っていたら、ことはそれほど簡単ではない様だ。
確かに、「では演出家はどうなの?」と問われると、覚えていないことが続出である。人の記憶なんて、本当に当てにならないものなのだなあ。
ただし、細かいことは忘れていても、根本にある「精神」を忘れる、と言うことはない。大切なのは手順や段取りよりも「精神」を継承することだと思う。
稽古後は『風と共に去りぬ』の打ち合わせ。斎藤プロデューサー、演出助手の寺崎さんと、今後の作業の進め方について意見交換。
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