中央発表会
11月6日(土)
東京都芸術劇場へ。東京都高等学校文化祭演劇部門中央発表会の審査をするためである。
分かり易く言えば、東京都の高校演劇コンクールの決勝大会である。今日と明日の2日間で、地区大会を勝ち進んできた12校の演劇部の作品を観劇することになる。
高校演劇は都道府県ごとに連盟が置かれ、コンクール形式の発表会が毎年行われている。各都道府県が幾つかのブロックに分けられていて、そのブロック毎にまず地区大会(予選)がある。そこで優秀と認められた高校は各都道府県の中央大会へと進み、更にその先には、東京都であれば関東大会へ、その先には全国大会が待っている。
昨年度、日大芸術学部演劇学科の私のクラス(演出実習Ⅱ)を研修の一環で受講されていた東京都立総合芸術高等学校の柳沢先生からお話を頂き、こうして審査員をお引き受けすることになったのである。
私は2000年と2001年にも東京都の中央発表会の審査員をさせていただいた。2日間で12本の芝居を観る訳だが、さすがに地区大会を経て来た学校ばかりなので、どの芝居も面白く観ることができ、とても充実した2日間であった。
私が日大芸術学部の学生であった頃(1970年代の後半)、東京都の中央発表会は日芸の中講堂を会場としていた。なので、劇場側の受け入れスタッフの一員として中央発表会のお手伝いをしたこともある。
更に言えば、私も高校演劇の経験者である。私の母校は当時の城西城北地区であった。
1日目の今日は7校の発表が行われた。明日は残りの5校が発表する。そしてその後、授与式と講評が行われることになっている。
果たして、栄冠はどの学校に?
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