お別れの会 そして『メリー・ウィドー』通信
11月4日(木)
午前中は池内淳子さんの「お別れの会」へ。
蘭や薔薇、百合で飾られた祭壇の中央で池内さんは微笑んでいらした。両脇には着物好きでいらした池内さんのお着物が飾られていた。
何を今更と思われるかもしれないが、今日の会に出席された方々の顔触れを見て、
「池内さんは紛れもない大スターだったんだな」
と改めて感じた。そんな当たり前のことを、池内さんにお目に掛かっていると忘れてしまうのである。
池内さんはそう言う方でいらした。
午後は『メリー・ウィドー』の稽古場へ。
午後の齣では20日・23日組の音楽稽古。
下野マエストロとソリストの皆さんとで、音楽的な行き方や約束事を改めて丁寧に確認。芝居はせずに(厳密にいえば「動くことはせずに」)、譜面を前にして音楽面に集中しての稽古であった。
夜の齣では19日・21日組に合唱団、ダンサーの皆さんも加わって、大勢の登場する場面をさらう。今まではソリストの皆さん、合唱の皆さん、ダンサーさんたち、それぞれで稽古することが多かったのだが、それを今日は合わせての稽古であった。
今日は稽古場に照明デザイナーの服部さんが登場。改めて、紫綬褒章おめでとうございます。
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