『メリー・ウィドー』通信 & 『ウェディング・シンガー』通信
11月21日(日)
『メリー・ウィドー』3日目。
「チーム加賀」の2日目にして千穐楽である。
初日以上に舞台は弾み、観客の反応もまた初日を凌ぐものであった。時折「ドキッ!」とする様なポカも無いでは無かったが、しかし終わってみれば、とても気持ちの良い舞台となっていた。
その証拠に、カーテン・コールが終わってカーテンが閉まり、場内が明るくなっても拍手は止まなかった。慌ててもう一度カーテンを開けた程であった。
それにしても、ひと月以上稽古して、たった2回の公演で幕を閉じる。ブロードウェイやウェストエンドでは「酷評されれば初日でクローズ」と言うこともあるかもしれないが、何とも儚(はかな)いことである。が、これが日本のオペラ/オペレッタ界の現状なのであろう。
1回でも2回でも、いま以上に公演できる日が1日も早く来ることを願わずにはいられない。
夜は『ウェディング・シンガー』の舞台美術打ち合わせ。
8月15日の日記でも触れたのだが、『ウェディング・シンガー』の舞台美術が難航している。「シアタークリエで上演する」と言うことには、物理的な制約に加えて、それ以外にも様々な困難が伴うのである。
何とか上手く行きます様に!
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