『メリー・ウィドー』通信 そしてイライザ卒業パーティー
11月20日(土)
『メリー・ウィドー』2日目。
「チーム池田」の初日である。
今日も5分押しで開演。昨日に劣らず、今日のお客様も大いに笑い、惜しまずに拍手をくださった。舞台上もいつに無く落ち着き、そして楽しげに見えた。
『メリー・ウィドー』のダブル・キャストは、それぞれの個性が本当に異なる。芝居の運びにも、おかしさにも、それが良く出ている。唯一のシングル・キャストはニェーグシュを演じる鎌田誠樹さんであるが、それぞれに個性的な上司・ツェータ公使に芝居を合わせるのは結構大変だろうと想像する。
オペラ/オペレッタの入場料金は決して安くはないし、公演期間もとても短い。予定は立て難いだろうが、ぜひ両キャストを見比べて頂けたら、と思うのである。
夜は「真央さんイライザ卒業パーティー」へ。
大地真央さんが花売り娘・イライザを演じるブロードウェイ・ミュージカル『マイ・フェア・レディ』が本日千穐楽。今日をもって真央さんは、20年間演じ続けていらしたイライザ役を卒業される。その労をねぎらう会が開かれたので顔を出す。
千秋楽の当日なので、カンパニーの打ち上げの様な、肩の凝らない明るく賑やかなパーティであった。沢山の方が真央さんとの想い出を語り、そして歌った。
1963年の『マイ・フェア・レディ』日本初演より同作に関わり続けていらした宮崎プロデューサーの言葉が格別に心に残る。宮崎さんも今日で『マイ・フェア・レディ』を卒業されるのである。
真央さん、宮崎さん、長い間お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
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